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源兼澄 : ウィキペディア日本語版
源兼澄[みなもと の かねずみ]
源 兼澄(みなもと の かねずみ、生没年不詳)は平安時代中期の貴族歌人光孝源氏鎮守府将軍源信孝の子で、祖父は同じく歌人して活躍した源公忠官位正五位下加賀介。名は兼隆とも表記される。
東宮帯刀を経て、五位蔵人に補任される。一条天皇の御世にて陪膳を務め、永延2年(988年)時に蔵人左衛門尉検非違使であった。右馬允式部丞若狭守加賀守・介を歴任して正五位下に至った。歌人として活躍し、長保5年(1003年)5月に『藤原道長家歌合』に出詠。寛弘9年(1012年)の大嘗会にて和歌を詠進する。『拾遺和歌集』以下の勅撰和歌集に11首が入り、周囲の歌人とも多く交流した。家集に『兼澄集』がある。
== 系譜 ==

*父:源信孝
*母:不詳
*妻:大中臣能宣の娘
*生母不明の子女
 *男子:源頼兼(?-1019)
 *女子:命婦乳母(?-?) - 禎子内親王乳母
 *女子:右衛門

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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