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源氏八領[げんじはちりょう] 源氏八領(げんじはちりょう)は、『保元物語』、『平治物語』などに記載された、清和源氏に代々伝えられたという8種の鎧。源家八領、源氏八甲とも。なお、「領」は鎧を数える際の単位(助数詞)。
== 概要 == 保元物語では、源為義が八領が風で散り散りに吹き飛ばされるのを夢で見たことを理由の1つとして、出陣を断る場面がある。また、親子兄弟が敵味方となるにあたって、為義が義朝の下に密かに源太産衣、膝丸、沢瀉、八龍を届けさせたという。為義側の鎧は保元の乱で失われ、義朝側の鎧も平治の乱での敗走で、美濃の雪中に脱ぎ捨てて失われた。 現存するとされるのは楯無のみである。詳細は以下の項目で記す。なお、金刀比羅宮本『保元物語』でのみ、源太産衣の替わりに七龍が入っている。『異制庭訓往来』の6月の状では、七竜・八竜・月数・日数・源太産衣・膝丸・薄金・小袖と書かれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源氏八領」の詳細全文を読む
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