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源氏注拾遺 : ウィキペディア日本語版
源注拾遺[げんちゅうしゅうい]

源注拾遺(げんちゅうしゅうい)とは、源氏物語の注釈書である。高山郷土館蔵本では、「源氏物語拾遺抄(げんじものがたりしゅういしょう)」の外題と、「源氏拾遺(げんじしゅうい)」や「源氏注拾遺(げんじちゅうしゅうい)」の内題とを持っている。
== 概要 ==
江戸時代初期の僧侶であった契沖の著作。奥書などによると元禄9年7月19日1696年8月16日)初稿成立、最終的な完成は元禄11年正月5日1698年2月15日)とされる。旧注の集大成とされる『湖月抄』をもととして、その誤り・不備を訂正することを目的として執筆されたものとされる。江戸時代中期から後期にかけて主流になった国学者による源氏物語の注釈書の始まりに位置するもので、安藤為章による1703年9月成立の「紫家七論」と並び新注の嚆矢と称される〔家永香織「源註拾遺解題」『批評集成・源氏物語 第1巻 近世前期篇』p. 471。 〕。
契沖は本書に先立って「源偶篇」なる源氏物語の辞書を著したとされており、かつては「現在では伝わっていない」とされていたが外題・内題とも「源氏大和言葉絵巻」とする書物がこの「源偶篇」であると考えられるようになって「契沖全集」にも収録されるようになっている〔「源偶篇」伊井春樹編『源氏物語 注釈書・享受史事典』東京堂出版、2001年9月15日、p. 78。 ISBN 4-490-10591-6 〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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