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源氏雑乱抄[げんじざつらんしょう]
『源氏雑乱抄』(げんじざつらんしょう)は、宗祇による『源氏物語』の年立についての注釈書。 == 概要 == 文明13年(1481年)9月以降の成立と見られる。宗祇が『種玉編次抄』の第二次本を完成させて三条西実隆に伝えた後更に考察を加えて整えた書であり、前半は種玉編次抄をそのまま収めている。その後に「宇治昇進雑乱」と題された三条西実隆による種玉編次抄を読んだ感想・批評文などが収められている。このように本書はその内容の半分以上が種玉編次抄そのものであるため本書自体が「種玉編次抄」の一異本とされることもある〔「源氏雑乱抄」井伊春樹編『源氏物語 注釈書・享受史事典』東京堂出版、2001年(平成13年)9月15日、pp. 158-159。 ISBN 4-490-10591-6 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「源氏雑乱抄」の詳細全文を読む
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