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源覚[みなもと の さとる]
源 覚（みなもと の さとる、嘉祥2年（849年） - 元慶3年10月20日（879年11月7日））は、平安時代前期の貴族。仁明天皇の子。官位は正四位下・宮内卿。
== 経歴 ==
仁明天皇の皇子として生まれるが、源朝臣姓を与えられ臣籍降下する。貞観11年（869年）従四位上に直叙され、翌貞観12年（870年）次侍従に任ぜられる。その後、右京大夫を務めるとともに、但馬守・美濃守と地方官を兼ねる。またこの間、貞観17年（875年）清和天皇が儒学者らとともに『群書治要』を読んだ際に講席に侍し〔『日本三代実録』貞観17年4月25日条〕、貞観18年（876年）清和天皇が譲位した際には左馬寮の監護を務めている〔『日本三代実録』貞観18年11月28日条〕。
陽成天皇が即位した翌年の元慶元年（877年）正四位下・宮内卿に任ぜられ、元慶3年（879年）8月に送伊勢斎内親王使を務めるが、同年10月20日卒去。享年31。最終官位は宮内卿正四位下。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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