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準リッチー・クレチアン式望遠鏡 : ウィキペディア日本語版 | リッチー・クレチアン式望遠鏡[りっちーくれちあんしきぼうえんきょう]
リッチー・クレチアン式望遠鏡(''Ritchey–Chrétien telescope'' )はジョージ・ウィリス・リッチーとアンリ・クレチアンにより考案された反射望遠鏡の一形式である。 == 発明 == 父が機械メーカーに勤めており天文ファンであったことから、ジョージ・ウィリス・リッチーは若い頃から天文学に興味を持っていた〔。 放物面鏡を1面しか使わないニュートン式望遠鏡では広い視野は得られず、これは副鏡に凸双曲面を使うカセグレン式望遠鏡でも同様である〔『増補天体写真テクニック』pp.26-32「望遠鏡のいろいろ」。〕。リッチーはアンリ・クレチアンとともに最初から2面を球面収差とコマ収差の補正に積極的に使用し〔主鏡副鏡とも極めて双曲面に近い高次非球面とし〔、広写野でアプラナートのカセグレン系反射望遠鏡を開発、レジオンドヌール勲章を得た〔。 1934年アメリカ海軍天文台に設置された40in(102cm)望遠鏡はジョージ・ウィリス・リッチー自身の製作によるリッチー・クレチアン式望遠鏡である〔。焦点距離は680cm。像面湾曲は強く、我慢しても視直径約40分しか使用できなかった。
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