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エアソフトガン(Airsoft Gun)は、一般的に実銃に似せた外観を持ち、プラスチック製の弾丸を低圧の圧縮空気、または難燃性の低圧ガスの圧力で発射する機構を持つ遊戯銃である。 日本において「エアガン」とは主にこのエアソフトガンを指すが、海外で「エアガン」と認識されるものは日本で言うところの空気銃であり、高い威力と殺傷力を持つ別物である。 火薬の力によって薬莢を排出する動作や外観を楽しむ「モデルガン」は、弾丸の発射機能を持たない物の呼称であるため、エアソフトガンとは区別される。 === 遊び方 === 銃と言う性質上、標的を撃つゲームとなる。射撃を模したスコアを競うゲームや独自のルールで地上戦を模したものなどがある。また、撃つ遊び方ではなく同じ銃を模したものでもメーカーや年式によって多彩な形体があり実銃に近いリアリティを持ったものエアソフトガンもあるためコレクターとしてコレクションとする者も存在する。 エアガンを使った主な射撃ゲーム * プリンキング 得点などを競うことなく、紙製や金属製の標的を自由に射撃する。 * 精密射撃競技 的に向かって撃ち、その命中精度を競う。JASG主催のAPSカップが有名。 * スピードシューティング 的に向かって撃ち、その命中精度とスピードを競う。PPCマッチやビアンキカップ等がある。 * サバイバルゲーム 地上戦を模した、エアソフトガン独自のスポーツ。 玩具として以外の使い方 リアルに作られたエアソフトガンは、軍や警察の訓練で用いられることがある。 例えばアサヒファイアーアームズ (トイガンメーカー)のFNCは米海兵隊の訓練に採用されていると当時の雑誌に記述されていたし、メーカー自身も自社製のFNCがグリーンベレーにも採用されたと宣伝していた。 また、ユースエンジニアリングのMP5A5は、説明書中で「本製品が国内外の警察機関・特殊部隊で訓練機材として使われ、犯罪抑止に一役買うことを願う」という旨のメッセージが書かれており、この願いはグアム警察によって叶えられることとなった。 近年の例では、東京マルイの89式小銃シリーズは「89式小銃の電動ガンを発売したい」というマルイと「CQB訓練用に89式小銃のエアソフトガンが欲しい」という防衛省の利害の一致という開発背景を持つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「エアソフトガン」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Airsoft gun 」があります。 スポンサード リンク
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