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溝口派一刀流[みぞぐちはいっとうりゅう] 溝口派一刀流(みぞぐちはいっとうりゅう)は、日本の剣術の流派。一刀流の分派の一つ。一刀流溝口派(いっとうりゅうみぞぐちは)とも呼ぶ。 == 概要 == 現存する溝口派には会津藩伝と和田重郷伝の2つがあり、会津藩伝では「一刀流溝口派」、和田重郷伝では「溝口派一刀流」と呼称している。 会津藩の藩校である日新館には会津五流という五つの剣術流派(一刀流溝口派、安光流、太子流、真天流、神道精武流)が教授されていたが、そのうち、一刀流溝口派は藩主をはじめとする上級武士に教授された。会津藩に伝承された系統には現在全伝は現存せず、「左右転化出身之秘太刀」という組太刀のみ伝えられている。左右転化出身之秘太刀は、太刀技5本、小太刀技3本。名前の通り、相手の切り込みを左右にさばいて斬りつける変化技である。小刻みで滑るような足さばきが特徴。普段の稽古は木刀を用いて行う。免許以上になると刃引を使用でき、刀は2尺3寸が定寸。 和田重郷に伝承された系統は伝承の過程で槍術、杖術、柔術が派生した。しかし現存する和田重郷伝では剣術、杖術、柔術の三伝で、槍術は一部の型が口伝にて伝承されているだけである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「溝口派一刀流」の詳細全文を読む
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