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滋賀県民の歌[しがけんみんのうた]
「滋賀県民の歌」(しがけんみんのうた)は日本の都道府県の一つ、滋賀県が1954年(昭和29年)に制定した県民歌である。作詞・蓼沢猟(五味道茂)、補作・西條八十、作曲・古関裕而。 日本コロムビアより岡本敦郎と奈良光枝、コロムビア合唱団の歌唱によりSPレコードが発売された。B面収録曲は「『行進曲』滋賀県民の歌」(インストゥルメンタル)。 == 解説 ==
1954年(昭和29年)、大津市京町の滋賀会館竣工を記念して歌詞の公募を実施した。471編の応募作から朝日新聞長浜通信部勤務の蓼沢猟(本名・五味道茂)の応募作が入選し〔滋賀県百科事典(1984), p346〕〔朝日新聞社『朝日人』1990年1月号, p172 高松弥生「追悼 鷲は飛び去った」。〕、西條八十による補作を経て古関裕而が作曲を手掛け6月15日付で制定された〔国民文化協会(1968年), p199〕。制定意義は「県勢の発展と県民の意識高揚」〔、また「理想的な住みよい郷土をつくり、県民一人ひとりが郷土を愛し、明るい生活を打ち立てる意欲を盛り上げること」とされている〔中山(2012), p266〕。しかし、制定から30年余りを経た1999年(平成11年)に県が実施したアンケートでは「知らない」とする回答が63%にのぼっている〔『中日新聞』滋賀県版、1999年11月11日付16面。〕。 滋賀会館は老朽化のため2008年(平成20年)に廃止・解体されているが、敷地内には制定時の知事であった服部岩吉を顕彰する「滋賀県民の歌の碑」が建立されている〔滋賀県民の歌の碑 (大津のかんきょう宝箱)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「滋賀県民の歌」の詳細全文を読む
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