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滋野井家[しげのいけ]
滋野井家(しげのいけ)は、羽林家の家格を有する公家。藤原北家閑院流(公季流)。家業は神楽。江戸時代の家禄は180石。 平安時代末期、藤原公教(三条公教)の二男滋野井実国から始まる。文和元年(1352年)に当主の滋野井実勝が八幡合戦で横死して断絶するが、15世紀の中頃に阿野家の庶流実益が再興させた。永禄8年(1565年)滋野井公古が死去して再度断絶するが、17世紀に入って五辻家より季吉が入り再興した。しかし、江戸時代の当主公麗は『滋野井家不断絶之証』を著して、実勝は当家の人ではないため断絶はしていないと述べるが、季吉のことには触れていない。 江戸時代には、前述の公麗、その父の実全、祖父の公澄と3代にわたって有職故実の大家を輩出する。 幕末に実在・公寿ともに国事に尽力し、明治維新後、公寿は甲府県知事を務め、明治17年(1884年)に伯爵位を賜る。次の実麗は1913年(大正2年)1月27日に失爵した〔『官報』第152号、大正2年2月3日。〕。 ==系譜== ;実線は実子、点線(縦)は養子、点線(横)は婚姻関係。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「滋野井家」の詳細全文を読む
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