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滝澤鉄工所(たきさわてっこうしょ)は、岡山県の工作機械メーカー。本社は岡山市北区撫川、工場は倉敷市の下庄と玉島にある。また、台湾と上海の現地法人も生産を担当している。 == 概要 == 大阪で滝澤兄弟が創立した瀧澤鐵工所が始め。その後、出身地の岡山県玉島町(現在の倉敷市玉島)に移転した。 創立当初から旋盤を主たる製品としており、それは現在も変わらない。もちろん、当時は基本構造のみのシンプルな旋盤だったが、現在はCNC旋盤が売上げの70.6%、普通旋盤が16.8%である。(そのほか、マシニングセンターが6.1%) CNCの登場以降、多くの旋盤メーカーが普通旋盤から撤退していったが、現在も数機種の普通旋盤をラインナップに残しており、工業高校などの教育機関に広く採用されている。また、CNCとマシニングセンタのプログラミング教育用ソフトウェア「なすWin」も取り扱っている。 == 沿革 == *1922年(大正11年)8月 - 滝澤脩作、滝澤七三郎兄弟が、大阪市に瀧澤鐵工所(個人経営)を創立。 *1933年(昭和8年)3月 - 出身地である岡山県玉島町(現在の倉敷市玉島)に玉島工場を新設。 *1935年(昭和10年)4月 - 大阪府布施市(現在の東大阪市)に本社を移転し、布施工場を新設。合名会社に改組。 *1944年(昭和19年)10月 - 工場を玉島工場に統合し、本社も移転。株式会社に改組。 *1950年(昭和25年)6月 - 工作機械の製造を再開。 *1962年(昭和37年)9月 - 大阪証券取引所第二部に上場。 *1963年(昭和38年)2月 - 旋盤の対米輸出を開始。 *1963年(昭和38年)5月 - 東京証券取引所第二部に上場。 *1964年(昭和39年)4月 - 岡山県吉備町(現岡山市撫川)に岡山工場を新設。 *1966年(昭和41年)10月 - 本社を岡山工場に移転。 *1968年(昭和43年)8月 - 数値制御装置付(NC)旋盤の生産を開始。 *1971年(昭和46年)9月 - 台湾に普通旋盤の製造販売をおこなう現地法人を設立。 *1979年(昭和54年)8月 - 米国に販売・サービスをおこなう現地法人を設立。 *1981年(昭和56年)10月 - 立型マシニングセンターの生産・販売を開始。 *1983年(昭和58年)4月 - 本社工場にFMS工場を新設。 *1989年(平成元年)11月 - 本社工場にCIM工場を新設。 *1996年(平成8年)10月 - 液晶及び半導体製造装置、酸素・窒素濃縮装置の製造事業に参入。 *2002年(平成14年)11月 - 中国に製造を担当する現地法人を設立。 *2013年(平成25年)3月 - 東京証券取引所第一部に銘柄指定。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「滝澤鉄工所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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