翻訳と辞書 |
漁場[りょうば, ぎょじょう, ぎょば, いさば, いさりば]
漁場(ぎょじょう・ぎょば・りょうば・いさば)とは、漁業において、収獲すべき水産物を得る場所である。漁業においては「海面」(海)と「内水面」(河川・湖沼)に大きく区分される。 == 概要 == 収獲の目的となる魚類・貝類などの生態によって漁場は異なり、その場にしたがって様々な漁具・漁法が用いられる。 かつての伝統的な漁法では、漁具の材料も在来的なものが多く、また生産性も低かったため、資源の生態と漁業の規模が調和し、それぞれの漁場での水産資源がながく再生産されていた。 ところが、漁船の動力化や合成繊維の網の普及などの漁業技術の向上、人口増加、漁獲物の流通網の整備などにともない、生業として漁業を行う漁師達による水産資源の乱獲が行なわれ、漁場における水産資源の枯渇化や、自然環境の悪化といった懸念が生じてきた。 漁場の保全や水産資源の乱獲防止のため、各種法的な規制をとられている(漁業法、水産資源保護法など)。また、近年は、稚魚を放流する栽培漁業への転換や、漁場水域をブロック分けして資源を再生産するなど、漁場における安定的な水産資源の確保への努力がみられるようになっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漁場」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|