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漁川ダム[いざりがわだむ]
漁川ダム(いざりがわダム)は、北海道恵庭市(石狩振興局)、一級河川・石狩川水系漁川に建設されたダムである。 国土交通省北海道開発局札幌開発建設部が管理する特定多目的ダム。堤高45.5メートルで中央部に粘土など水を通さない壁(遮水壁)を設ける「中央土質遮水壁型ロックフィルダム」という型式のダムである。治水を主目的に千歳川流域に建設された唯一の多目的ダムで、恵庭市・千歳市などの水がめでもある。ダムによって形成された人造湖はえにわ湖と呼ばれる。 == 地理 == 漁川は石狩川水系の主要な支流である千歳川に注ぐ河川である。支笏洞爺国立公園に位置する恵庭岳の東麓を水源とし、恵庭渓谷を形成して概ね東に流れ、恵庭市内を経て千歳川へと合流する。流路延長は46.8キロメートル、流域面積は162.9平方キロメートルであり、千歳川に合流する支流の中では規模が大きい。上流は原生林に覆われた山地と陸上自衛隊恵庭駐屯地の演習場が多くを占め、中流から下流域に掛けては恵庭市の中心街が広がる。古くより恵庭市の水源として利用されている。ダムは恵庭渓谷の下流部に建設された。 なお、河川名およびダム名となっている漁川の「いざり」であるが、アイヌ語で元来「サケの産卵場」の意味を持つ『イチャニ』が訛って『イザリ』になったのではないかと考えられているが、正確な語源は不明である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漁川ダム」の詳細全文を読む
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