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漏れインダクタンス[もれいんだくたんす]
漏れインダクタンス(もれいんだくたんす)または、漏洩インダクタンス(ろうえいいんだくたんす)または、リーケージインダクタンス(leakage inductance)は、変圧器(トランス)において、一次巻線と二次巻線との結合係数が小さい場合に、変圧器を構成する巻線の一部が変圧作用に寄与せず、チョークコイルと等価な成分となって生じるものをいう。 一次巻線と二次巻線とが完全な結合をした(結合係数k=1の)理想変圧器の場合、漏れインダクタンスの値はゼロである。しかし、一般的な変圧器の場合は結合係数〔0から1までの値をとる。〕が1以下であり、結合が完全でないことから巻線の一部がインダクタンスとして働く。 等価回路上では、漏れインダクタンスは変圧器の一次巻線、または二次巻線に直列にチョークコイルLeが接続されたものとして表される。 漏れインダクタンスには電気学会で定義されるものと工業会の測定法として定められるものと二つある〔それぞれの示す値は異なる。〕。 == 漏れインダクタンスの発生 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漏れインダクタンス」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Leakage inductance 」があります。
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