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演劇・映画 : ウィキペディア日本語版
演劇・映画[えんげき えいが]

演劇・映画』(えんげき・えいが)は、かつて存在した日本の月刊誌である。
== 略歴・概要 ==
1922年(大正11年)5月には雑誌『女性』、1923年(大正12年)12月には雑誌『苦楽』(第1期)をそれぞれ創刊してきた大阪の化粧品会社・中山太陽堂(現クラブコスメチックス)が経営する出版社、プラトン社が、菊池寛の『文藝春秋』と同社の『苦楽』が組んだ「ドラマリーグ」で共同編集した映画と演劇のための雑誌である。編輯人(編集人)はプラトン社の川口松太郎1925年(大正14年)の暮れに、創刊号(大正15年1月1日付発行)をリリースした。
まったく同時期の11月末に、東京の大日本雄辯會講談社(現講談社)が大衆娯楽雑誌『キング』を創刊(大正15年1月1日付発行)、いきなり50万部を刷って完売、増刷していた。これに対抗する新雑誌という目的もあった〔松岡正剛の公式サイト「松岡正剛の千夜千冊」内の記事「直木三十五『南国太平記』上・下 」(2001年8月24日)の記述を参照。〕。
プラトン社の小山内薫、川口松太郎、文藝春秋社の菊池寛、『苦楽』執筆者の江戸川乱歩らが執筆した。『苦楽』を編集した直木三十五(当時「直木三十三」)は、前年3月に奈良に映画製作プロダクション「連合映画芸術家協会」を設立、映画製作に乗り出し、編集の現場からは離れていた。1926年(大正15年)7月に発行した第8号「大正15年8月1日号」をもって、休刊となった。全8号。
『女性』と『苦楽』とはひきつづき、2年後、プラトン社が廃業する1928年(昭和3年)5月まで発行された。
同雑誌は、その後、復刻されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「演劇・映画」の詳細全文を読む



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