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漫符(まんぷ)は漫画に特有な記号表現のことである。古くから見られるが、具体例を示して「漫符」という呼称を使用した初出は『サルでも描けるまんが教室』(相原コージ・竹熊健太郎共著、1990-1992年発行)の第3回である。同作品では漫符を「感情や感覚を視覚化した、まんがならではの符号(記号)」と定義している。 夏目房之介は独立に形喩(けいゆ)という用語を造語している〔『マンガはなぜ面白いのか その表現と文法』夏目房之介〕。 == 具体例 == 『サルでも描けるまんが教室』では、具体例として以下の表現を挙げている。 ;汗・涙(汗マーク) :水滴を戯画化している。焦りや悲しみを表現する。 ;青筋(怒りマーク) :3~4本の曲線によって額などに浮き出る血管を戯画化している。怒りを表現する。 ;湯気 :頭部などから噴出す湯気を戯画化している。激怒を表現する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「漫符」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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