翻訳と辞書
Words near each other
・ 漸消時間
・ 漸深海底
・ 漸減
・ 漸減ペーシング
・ 漸減型雑音
・ 漸生形
・ 漸移層
・ 漸落
・ 漸落市況
・ 漸近
漸近安定
・ 漸近展開
・ 漸近巨星分枝
・ 漸近巨星分枝星
・ 漸近的自由
・ 漸近的自由性
・ 漸近線
・ 漸近自由性
・ 漸進
・ 漸進主義


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

漸近安定 : ウィキペディア日本語版
不動点[ふどうてん]

数学において写像不動点(ふどうてん)あるいは固定点(こていてん、)とは、その写像によって自分自身に写される点のことである。
== 定義 ==
''x'' が写像 ''f'' の不動点であるとは、''f''(''x'') = ''x'' が成り立つときに言い、かつそのときに限る。たとえば ''f'' が実数全体で
:\ f(x) = x^2 - 3 x + 4
によって定義される函数ならば、''f''(2) = 2 であるから、2 はこの函数 ''f'' の不動点である。
どんな写像でも不動点を持つわけではなく、たとえば ''f'' が実数全体で ''f''(''x'') = ''x'' + 1 によって定義される函数ならば、どんな実数 ''x''も ''x'' = ''x'' + 1 を満たすことはないから、これは不動点を持たない。函数のグラフを考えれば、不動点とは直線 ''y'' = ''x'' 上にある点 (''x'', ''f''(''x'')) のことであり、同じことだが ''f'' のグラフと直線 ''y'' = ''x'' との共有点のことであると言うことができる。''f''(''x'') = ''x'' + 1 の例でいえば、この函数のグラフと直線 ''y'' = ''x'' は互いに平行であって、共有点を持たない。
有限回の反復で元の値に戻ってくる点は周期点として知られる。不動点は周期が 1 に等しい周期点である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「不動点」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Fixed point (mathematics) 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.