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潮光山重春 : ウィキペディア日本語版
潮光山重春[ちょうこうざん しげはる]

潮光山 重春(ちょうこうざん しげはる、1980年10月23日 - )は、福岡県田川郡香春町出身で式秀部屋所属の元大相撲力士。本名は上柳 重春(かみやなぎ しげはる)。身長175cm、体重120kg、血液型はO型。得意技は右差し、押し。最高位は東幕下5枚目(2012年1月場所)。
== 来歴 ==
中学時代に後援会の紹介で式秀親方(元小結大潮)のスカウトを受け、中学校を卒業してから式秀部屋に入門〔【式秀部屋の家族たち】 潮光山(24)三段目 直伝の押し相撲を磨く 西日本新聞 2012年10月7日閲覧〕。1996年3月場所で初土俵を踏んだ。四股名は師匠の現役時代の名前から1字貰い「潮光山」。同期生には出島(現大鳴戸)、時津海(現時津風)、大雷童四ツ車らがいる。
小柄な体格であったため、1997年5月場所で6勝をあげた以外に特に目立った活躍はなく、序ノ口通過に3場所、序二段通過に2年を要し、1999年1月場所でようやく三段目に昇進した。大きく勝ち越す活躍は無かったが、少しずつ番付を上げていき2002年7月場所で初めて幕下に昇進した。しかし幕下定着はならず、何度か幕下に昇進しても負け越しを喫してすぐに三段目に落ちることが続いた。6度目の幕下昇進となった2006年11月場所、東幕下60枚目の地位で4勝3敗と勝ち越すと、その次の場所も5勝2敗の勝ち越しとし、2007年5月場所では土付かずの5連勝を記録し最終的に6勝1敗の好成績で、翌7月場所は東幕下17枚目まで躍進した。しかしその場所で7戦全敗としてしまい、翌場所も負け越したため、同年11月場所では再び三段目に陥落。以降は幕下と三段目の往復が続き、2010年7月場所では東幕下23枚目の番付まで戻していたが、2011年1月場所では三段目に陥落していた。しかしその場所を6勝1敗と終え、翌5月技量審査場所で東幕下32枚目まで戻すと、3勝4敗と負け越したが大相撲八百長問題の影響で上位陣が多数引退した影響を受けて7月場所は同地位に据え置かれた。そこから2場所連続で勝ち越すと、同年11月場所は久々に最高位を更新する東幕下16枚目の地位であったが、土つかずの6連勝とし、同部屋の千昇と共に幕下の優勝争いの先頭に立つ。しかし7番相撲で阿夢露に敗れると、千昇も德真鵬に敗れて全勝が消え、1敗8人による優勝決定戦となった。トーナメント形式で行われた優勝決定戦は、1回戦で貴ノ岩に敗れて幕下優勝の可能性が消滅し、幕下優勝は千昇の元へ渡った。
しかしこの大活躍で、2012年1月場所は、関取昇進の可能性がある幕下15枚目以内に初昇格。東幕下5枚目として1番相撲で北園に敗れると、2番相撲から3連勝で3勝1敗とした。しかし5番相撲(10日目)に飛天龍、6番相撲(11日目)に荒鷲と関取経験者に2連敗すると3勝3敗となり、勝ち越しに向けてあとが無くなってしまった。7番相撲は通常13日目から千秋楽に組まれるところを1日早い12日目に組まれ、3日連続で相撲を取ることになったその相手は十両の誉富士。対戦相手が十両力士であることから初めて大銀杏を結って土俵に上がった、最初の相撲は潮光山が投げられると同時に誉富士が土俵の外に出て物言いがつき、三保ヶ関審判長(元大関増位山)は同体取り直しを宣言。2番目は誉富士に押し出されたが、誉富士の体も完全に土俵についてしまい、同体取り直し。3番目は誉富士の喉輪攻めに屈して力尽き、押し出しで敗れたため、健闘むなしくも負け越しが決まった。3番とも誉富士有利の取組展開であり、木村朝之助の行司軍配も全て誉富士に上がる内容ではあったが、この日の十両全13番を対象とした敢闘精神溢れる力士アンケートではその誉富士に次いで2位に選ばれた。
以降も幕下15枚目以内の番付につくことがあるものの、勝ち越しができない日々が続いていた。年齢も30歳を超えてベテランの域に差し掛かり、師匠式秀親方の停年(定年)退職も控えていたため、2012年11月場所限りで現役を引退し、断髪式を行った。ただし引退届の提出が遅れたため、翌2013年1月場所の番付には名前が残っており、同場所後に日本相撲協会から引退が発表された〔新十両は栃飛龍のみ、再十両は2人 スポーツ報知 2013年1月30日(2013年1月30日閲覧)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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