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戸崎 肇(とざき はじめ)は日本の経済学者。2008年10月より早稲田大学アジア研究機構(OAS)教授。専攻は公共経済学、公共政策学。 航空産業を中心に、財政・産業構造の側面から規制緩和が進展した交通政策全般において政策批判を展開しつつ、幅広く発言。労働運動との連携の中で、市場経済の修正を目指す独自の見方を展開している。政策研究フォーラム評議員 大型自動車第二種免許所持。 == 概歴 == 1986年3月に京都大学経済学部卒業後、同年4月に日本航空株式会社に入社。在職中の1990年に日本経済研究センターへ出向すると共に、当時未だ珍しかった社会人大学院生として就業しつつ京都大学大学院経済学研究科博士前期課程に入学〔 *1991年9月3日 朝日新聞大阪本社夕刊3頁〕。グラスゴー大学経営学部大学院への留学を経て、1994年に日本航空を退職。1995年7月に京都大学より博士経済学。池上惇門下生である。 帝京大学経済学部専任講師・助教授を経て、1999年より明治大学商学部助教授、2003年から教授職。専門科目として「国際交通論」「レジャー産業論」などを担当。2008年に早稲田大学アジア研究機構へ転出した。 京都大学在学中はボート(漕艇)部に所属する体育会系学生であった〔 *アジア政経学会ニューズレター11号(1999年)〕。また、4年次の1985年春に日本電装(当時)がスポンサードしたオペレーションローリー(:en:Operation Raleigh)に参加し、同名の冒険船でロサンゼルス・マイアミ・ハバナを周遊〔 *1985年7月29日 朝日新聞東京本社朝刊11頁 オペレーションローリー特集〕。初めての海外旅行で三菱銀行のトラベラーズチェックを手にしたのも初めてであったと懐古している。 日航ジャンボ機墜落事故後の1985年夏に日本航空へ内定した為、内定者としてマスコミから批判的にフラッシュを浴びせられた経験を持つ。入社後は空港でのチェックイン業務を経て、福岡・東京で旅行代理店などに対する旅客販売営業に従事し、研究者として在職中から航空産業に関する論文を発表していた。 経済政策では小泉構造改革や郵政民営化などの規制緩和政策などには全面的には賛成できないとの立場を取る。また、民主党の鳩山由紀夫との親交もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「戸崎肇」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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