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澤田 利夫(さわだ としお、1935年 - )は、日本の教育学者。専門は数学教育。元東京理科大学教授(現客員教授)、社団法人日本数学教育学会名誉会長、国立教育政策研究所名誉所員。 == 人物 == 岩手県北上市出身。東京理科大学大学院修了後、国立教育研究所(現国立教育政策研究所)科学教育研究センター長、東京理科大学教授、同総合研究機構数学教育研究部門長等を経て、現東京理科大学総合教育機構理数教育研究センター客員教授。 1990年代から本格化したいわゆるゆとり教育に対し、文部科学省やIEA、OECD等の行う学力調査の結果の分析を通じ、一貫して児童の学力低下 〔TOMAC数理検定協会コラム「やはり学力は低下していた-教育課程実施状況調査結果から-(2003年3月3日) 〕 や学力の二極化 〔学研教育総合研究所トピックス「学力の二極化ますます深刻(2007年5月2日) 〕 につながるものとして警鐘を鳴らし続けた。 2008・09年の学習指導要領の改訂により、いわゆる脱ゆとり教育が実施されることとなって以降、引き続き数学力向上の重要性と教える側のスキル向上の必要性を指摘している 〔日本経済新聞電子版「知識の活用になお課題 解釈力・説明力が不足(2010年7月30日)」 〕。 行政学者の澤田道夫は長男。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「澤田利夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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