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瀬上林右衛門 : ウィキペディア日本語版
瀬上林右衛門[せのうえ りんえもん よしあき]
瀬上林右衛門義明(せのうえ りんえもん よしあき、- 慶応元年〈1865年〉)は、江戸時代肥後熊本藩士、山役人、窯元。
南関手永(現在の熊本県玉名郡の一部)の御山支配役を務めるかたわら、当時生産量が衰えていた小代焼の増産のため瀬上窯を築いた。
==出自==
先祖附によれば、瀬上氏は細川氏一門の長岡家に召し抱えられた奥州仙台出身の浪人・瀬上又右衛門正次にはじまるという。その後、3代・林右衛門知義が本家の家督を弟・善右衛門に継がせ、分家し御山支配役として南関手永に赴任した。林右衛門知義には子がなく、養子に甚兵衛補守を迎えた。この甚兵衛の三男として生まれたのが林右衛門義明である。
瀬上姓は現在の福島県福島市瀬上町に由来するとされ、幕末に長州藩士・世良修蔵を襲撃した仙台藩士・瀬上主膳等がいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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