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火をかせ : ウィキペディア日本語版
火取り魔[ひとりま]

火取り魔火取魔(ひとりま)は、石川県江沼郡山中町(現・加賀市)に伝わる怪現象。
== 概要 ==
こおろぎ橋の近くに姥の懐と呼ばれる場所があり、夜にここを人が提灯を灯して通ると、提灯の火がまるで吸い取られるように細くなり、そこを通り過ぎるとまた元通り明るくなるという〔。土地の住民からは、この現象は火取り魔という妖怪の仕業と呼ばれており、加賀山中温泉ではキツネが悪さをしているともいう。河童が正体ともいわれる。
新潟県三条市の翁坂という坂にも同様の火取り魔の伝承がある。砂撒きイタチというイタチが、人に砂をかけたり人の蝋燭の火を奪うといい、これが正体だという。
妖怪漫画家・水木しげるの説によれば、かつては夜道を照らす照明といえば提灯くらいしかなかったため、その提灯の火が細くなることは人の恐怖心を煽り、そのためにこのような妖怪伝承が生まれたとされる。
水木しげるの妖怪画では、火取り魔は上半身が炎で下半身が着流し姿の人間といった姿に描かれている〔。この妖怪画は、元は江戸時代後期の大衆作家・山東京伝による草双紙『妬湯仇討話』にある二本足の幽霊である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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