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火種 : ウィキペディア日本語版
火種[ひだね]

# 可燃物に点火する際に起こす小さな。本項で記述。
# 1.から転じて、騒動や争いの発端となる発言や行動のこと。近年ではネット上で騒動に拍車をかけるような言動を「燃料」とも呼ぶ。
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火種(ひだね)は、物質を燃焼させる上で使われる小さな火のこと。古くは摩擦熱などを利用してそれを籾殻おがくずなどに引火させ、空気を送ることで燃焼させたものを火種とした。
== おもな火種の作り方 ==
; きりもみ式
: よく乾燥した板(ヒキリ板)と棒(ヒキリギネ)を用意し、板に穴を開けてその上に棒の先がはまるほどのくぼみを作る。そして、くぼみに棒の先をあてがい、高速で回転させる方法。
; 弓きり式
: きりもみ式は非常に労力を要するため、紐と棒で弓状の道具を作り、紐の部分を棒に一周させて前後に動かすようにしたもの。摩擦によって黒い粉が生じたら、さらに回転速度を上げる。煙が起き始めたら静かに息を吹きかけて小さな赤い火が起きるのを確認する。さらに上記の籾殻などを加え、徐々に火を大きくする。
; 舞きり式
: 一枚の板の中心部に穴を開けて棒を通し、紐を棒の上部に何周か巻きつけて板の左右の端に固定したもので前後にではなく上下に動かすようにしたもの。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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