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火花送信機 : ウィキペディア日本語版
火花送信機[ひばなそうしんき]
火花送信機(ひばなそうしんき)あるいは火花式送信機は、かつて無線通信に用いられた装置である。
間隙を開けた電極間に印加した高電圧が発する火花放電による電磁波発生装置で、日露戦争時の日本海軍やタイタニック号で使用されたマルコーニ社製無線電信機にも火花送信機が使用されている。発振電波の帯域幅が広く、同時に複数台用いると混信する欠点がある。性能が優れた真空管式送信機の登場により、急速に使用されなくなった。
== 普通火花式送信機 ==
間隔の広い火花間隙に電圧を掛けて、不規則な火花を発生させるもの。火花式送信機の最も基本的な方式であり、構造も簡単であるが、送信電波が雑音状(減衰波)であり、混信に弱く、遠距離の通信には不適当である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「火花送信機」の詳細全文を読む



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