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灯台船 : ウィキペディア日本語版
灯台船[とうだいせん]

灯台船(とうだいせん、英:lightvessel または lightship)は、灯台の役割をする船である。錨で固定され、通常は推進手段を持たない。
灯台船は、灯台を建設するには水深が深すぎる場所で使用され、海岸線を示す代わりに、海上交通路を示す。浮標(ブイ)よりも視認性が高いので、海上交通の支援手段としては優れている。またそれらには通常、海洋学研究のためのデータレコーダーが装備されていて、気象観測所としても機能する。
最初の灯台船は、イギリステムズ川の河口のノア砂州に、発明者ロバート・ハンプリンによって1732年に設置されたものである。
通常の灯台船が補修のために入港する間、一時的に代わりを務める灯台船には可動式のものもある。また北極海の灯台船には氷の無い夏だけ任務に就くものもある(例:灯台船 ''Finngrundet'')。
==外観==
灯台船は通常、目立たせるために明るい赤の船体に白の大文字でその場所の名前を書いていた(臨時代替の灯台船の場合は「RELIEF」と書かれていた)。他の色に塗られた灯台船もいくつか存在する。ヒューロン湖にあったヒューロン灯台船は、ヒューロン・カットの入口の黒い浮標のそばに置かれたため黒く塗られていた。また1854年から1860年までミノッツ・レッジ (''Minot's Ledge'') (マサチューセッツ州コハセット (''Cohasset'') )で使われた灯台船は、背景となる青緑の海と緑の丘に対して目立つように、明るい黄色の船体を持っていた。
灯台船は霧の中、および日没1時間前から日の出の1時間後までその灯火を点したが、そのほか、初期の灯台船ではマストの先端に赤(またはまれに白)のデイ・マーカー(昼間の目印)を備えていた。それは接近してくる船から最初に視認されることを目的としたもので、いろいろなデザインがあったが、最も一般的なものは2つの逆円錐の間を環または球体でつないだものだった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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