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災害派遣医療チーム(さいがいはけんいりょうチーム)とは、専門的な訓練を受けた医師、看護師、業務調整員(救急救命士・薬剤師・臨床工学技士・臨床検査技師・理学療法士・作業療法士・放射線技師・社会福祉士・コメディカル・事務員等)で構成され、大規模自然災害やテロなどが発生した際に、直ちに被災地に赴きトリアージや応急処置などの医療活動を行う〔大辞林第三版〕チームのことである。Disaster Medical Assistance Team の頭字語「DMAT」(ディーマット)と呼ばれる。 == 概要 == *地域の救急医療体制だけでは対応出来ない大規模災害や事故などの現場に急行し、応急処置・救命措置・トリアージなど、現場で急性期の災害医療をはじめ、被災地以外の病院への広域医療搬送・被災地の医療支援等の活動を行う。 *発足の2005年には300人程度だったが、2011年には6000人、2014年には9000人となった。 *発災から約72時間が経過すると、急性期の患者数も落ち着いてくるため、この頃になるとDMATは被災地からの撤退時期の検討を始める。しかし災害の種類や規模によっては、被災地の医療体制が回復しない場合もある。このような場合には、日本医師会が統括する 「日本医師会災害医療チーム (JMAT)」が、撤退するDMATと交替するようにして被災地に派遣され、地域の医療体制が回復するまでの間、医療支援を続ける。 *横浜市では、DMATとは別組織のYMAT(Yokohama Medical Ambulance Team)が平成20年3月28日から市内5病院にて運用されている〔横浜救急医療チーム(YMAT)が発足します!! 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「災害派遣医療チーム」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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