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炭素工具鋼(たんそこうぐこう、)は、鉄に炭素(C、0.55 - 1.50%)、ケイ素(Si、0.10 - 0.35%)、マンガン(Mn、0.10 - 0.50%)を含む炭素鋼である。キルド鋼を圧延または鍛造、据込み鍛錬することにより製造する。特に指定のない限り、鋼板および鋼帯は圧延まま、それ以外は焼なましを行う。加工性がよく、熱処理により適当な機械的性質を得易い反面、焼れ性が悪く焼入れ時のトラブルがあるため、その使用量は高合金工具鋼への移行により減少傾向にある。 == JISによる分類 == 炭素工具鋼材の日本工業規格 (JIS) に基づく識別は先立つ記号「SK」で行う。 JIS G 4401 炭素工具鋼鋼材 * SK140 * SK120 * SK105 * SK95 * SK90 * SK85 * SK80 * SK75 * SK70 * SK65 * SK60 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「炭素工具鋼」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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