翻訳と辞書 |
炭酸アンモニウム[たんさん]
炭酸アンモニウム(たんさん—、Ammonium carbonate)は、アンモニアの炭酸塩で、形式上、化学式が (NH4)2CO3 と表される化合物である。しかし通常、炭酸アンモニウムとして入手可能な試剤は、炭酸水素アンモニウム (Ammonium hydrogen carbonate、NH4•HCO3) とカルバミン酸アンモニウム (ammonium carbamate、NH2COONH4) との混合物である。炭安(たんあん)、鹿角塩(ろっかくえん)とも呼ばれる。 == 性質 == 無色の結晶または白色の粉末で、強いアンモニア臭を持つ。 58 で熱分解し、二酸化炭素とアンモニアと水に変わる。空気中に放置してもゆっくりと二酸化炭素とアンモニアを放出しながら分解し、炭酸水素アンモニウムが残る。 水に可溶で、水溶液は塩基性を示す。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「炭酸アンモニウム」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|