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炭酸温泉 : ウィキペディア日本語版
二酸化炭素泉[にさんかたんそせん]

二酸化炭素泉(にさんかたんそせん)は、掲示用泉質名に基づく温泉泉質の分類の一種。療養泉のうち塩類泉に分類される。
== 概要 ==
1キログラム中に遊離炭酸を1グラム以上を含む温泉や鉱泉のこと。旧泉質名は単純炭酸泉であり、今日でも「炭酸泉」という名称が多用されている。また、俗称として「ラムネの湯」とも一部で呼ばれている〔ラムネ温泉 (ラムネ温泉館公式ホームページ)〕。
入浴すると皮膚に炭酸のが付着するが、付着量に関しては二酸化炭素泉により差があり、このことと炭酸ガス(二酸化炭素)の実際の溶け込み量や効能との関係などについて一概に言えない。なお、炭酸を多く含有するからといって純粋な二酸化炭素泉(単純二酸化炭素泉)とは限らず、天然のものでは泉質上、炭酸水素塩泉含鉄泉に分類され赤褐色となることも多い〔日本の天然炭酸泉について1 (炭酸泉情報ガイド)〕。また、二酸化炭素泉と炭酸水素塩泉の泉質を併せ持つ場合もある〔ラムネ銀泉の温泉効果 (頓原ラムネ銀泉公式ホームページ)〕。
近年では遊離炭酸を発生させる装置(1000ppm以上の高濃度のものを三菱レイヨングループが1997年に開発〔高濃度人工炭酸泉:炭酸泉の歴史 (三菱レイヨン・クリンスイ株式会社)〕)の導入により、「人工炭酸泉」を目玉とするスーパー銭湯などの施設が増加している〔高濃度人工炭酸泉:炭酸泉を体験しよう(温浴施設) (三菱レイヨン・クリンスイ株式会社)〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「二酸化炭素泉」の詳細全文を読む



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