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点滴静注 : ウィキペディア日本語版
点滴静脈注射[てんてきじょうみゃくちゅうしゃ]

点滴静脈注射(てんてきじょうみゃくちゅうしゃ、intravenous drip, DIV, IVD)とは、ボトルやバッグに入れて吊した薬剤を、静脈内に留置した注射針から少量ずつ(一滴ずつ)投与する方法で、経静脈投与(静脈注射、静注と略すことがある)の一種である。単に点滴とも称される。また、そのための医療機器である点滴装置も「点滴」と呼ばれることがある。輸液も参照のこと。
== 目的 ==

* 輸液輸血を行う。
 * 容量がおおよそ50 mLを超える注射製剤は点滴静注で投与される。
* 緩やかに、徐々に薬剤を投与する。
 * 時間をかけてゆっくり投与することで、血中薬剤濃度の急激な上昇を抑え、副作用を回避する。一部の薬剤では致死的な不整脈(塩化カリウムなどで起きる)やアナフィラキシー・ショックを起こすことがあり、必ず点滴静注を行わなければならない。
* 持続的に薬剤を投与する。
 * 持続的に薬剤を投与することで、薬理作用を保った血中濃度を維持することができる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「点滴静脈注射」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Intravenous therapy 」があります。



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