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点火順序[てんかじゅんじょ]
点火順序(てんかじゅんじょ、)は複数のシリンダーを持つエンジンの、それぞれのシリンダーで爆発行程が発生する順番である。火花点火式エンジンではスパークプラグが点火する順番を指し、ディーゼルエンジンでは燃料を噴射する順番を指す。 == 概要 == 適切な点火順序は振動の低減、滑らかな回転、エンジンの寿命、使用者の快適性のために重要である。この点火順序の設定によって、クランクシャフトの設計にも影響が与えられる。 例えばゼファー750(4サイクル直列四気筒エンジン)では、点火順序は1→2→4→3である。各気筒の行程をみると、
気筒番号(左から) 1 2 3 4 爆発 圧縮 排気 吸気 ↓ ↓ ↓ ↓ 排気 爆発 吸気 圧縮 ↓ ↓ ↓ ↓ 吸気 排気 圧縮 爆発 ↓ ↓ ↓ ↓ 圧縮 吸気 爆発 排気 ↓ ↓ ↓ ↓
の順序になっており、一番遠い1番と4番が連続して爆発することがなく、1番のピストンが下がっている時は4番も下がり、その際2番と3番が上がる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「点火順序」の詳細全文を読む
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