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目薬[めぐすり]
目薬(めぐすり)とは「点眼薬」「点眼液」の通称で、目に直接投与する液状の薬である(薬事法で医薬品〔なお2009年度からの改正薬事法によるリスク区分では抗アレルギー成分のケトチフェンフマル酸塩が配合されている目薬は第1類医薬品、40系の目薬や涙液型目薬は第3類医薬品、これ以外の目薬は第2類医薬品に分かれる。〕に分類されている)。市販されているものと薬局で処方箋なしで買えるもの、医師から処方されるものがある。日本薬局方においては「点眼剤」として規定されている〔「日本薬局方」ホームページ - 厚生労働省〕。 == 概要 == 目の乾燥、炎症を抑えるためや、目脂・目のかゆみ解消に使われる。また、単に目をすっきりさせるさしごこちの清涼感を求めることにも使われている。動詞として「目薬を差す(点す)」と使われる。 目薬は刺激を抑えるため、多くは涙とほぼ同じpH、浸透圧に調整されている。また無菌的に製造され、一回使い切りのものを除き無菌性を保つためほとんどの製品は防腐剤が加えられている〔ただ、最近では防腐剤フリーの目薬も出回ってきている。主にコンタクトレンズユーザー向けの目薬に多いのだが、一部の涙液型目薬・40系目薬・アレルギー向け(専用)目薬・子供用目薬も防腐剤フリー化されている。〕。開栓後は早めに使い切った方がよい(1ヶ月程度)。 その他最近ではコンタクトレンズ利用者の目のトラブルが急増しており、眼科に訪れる客の4割がコンタクトレンズによる目の不調を訴えるという。そのため、ここ最近になって瞳に潤いをもたらす目薬が注目されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「目薬」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Eye drop 」があります。
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