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点突然変異[てんとつぜんへんい] 点突然変異あるいは1塩基置換は、遺伝物質DNAあるいはRNAの1ヌクレオチド塩基を別のヌクレオチド塩基に置換わる、つまりDNAやRNAのG、A、T、Cのうち一つ(一塩基)が別の塩基に置き換わってしまう突然変異のこと。 1塩基の欠失あるいは付加(挿入)はコドン(codon)の読み枠をそれ以降のDNAやRNA上で変更するフレームシフト変異を起こす、この場合、合成されたタンパク質はそのヌクレオチド上で異なる読み枠でトリプレットが読まれるため、もっと深刻な帰結をもたらす。これはフレームシフト突然変異と呼ばれる。 == 塩基の種類による分類 ==
*トランジション変異:プリン塩基が同じプリン塩基で異なるものへ変わる(A/G)。あるいはピリミジン塩基が同じピリミジン塩基の異なるものへ変わる(C/UあるいはDNA上ではC/T)。 トランジション変異はトランスバージョン変異よりも起こり易さのオーダーが1桁だけ多い。 *トランスバージョン変異:プリン塩基とピリミジン塩基間の置換。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「点突然変異」の詳細全文を読む
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