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焙煎[ばいせん]
焙煎(ばいせん)とは食品を乾煎り(からいり)すること。ロースト(roast)ともいうが、英語では、乾煎り以外に、もっと広い意味で使われる〔Roasting〕。容器に食品を入れ、水分は加えず、容器の外から高い温度に加熱する。水分を飛ばし、あるいは、消化しやすい性質に変えたり、香ばしい風味を付ける為に行われる。 コーヒー豆は専ら焙煎して用いられる。焙煎の程度によって、「浅煎り」(あさいり)、「中煎り」(ちゅういり)、「深煎り」(ふかいり)などという。 緑茶では茶葉を加熱処理する工程があるが、中国の緑茶や一部の日本茶(嬉野茶の伝統的な製法など)では焙煎により加熱処理を行い、「釜炒り茶」と呼ぶ〔多くの日本茶では、蒸すことにより加熱処理を行う。〕。また、緑茶を茶葉が変色するまで強く焙煎することを「焙(ほう)じる」といい、焙じた茶をほうじ茶と呼ぶ。 穀物では、玄米、大麦など、豆類では落花生、アーモンド、マカダミアナッツなどに焙煎がよくおこなわれる。 == 脚注 == 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「焙煎」の詳細全文を読む
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