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無人宇宙補給機（むじんうちゅうほきゅうき、）とは、宇宙ステーションに機材や物資などを補給するために設計された無人宇宙機。「無人」とある通り有人飛行は想定されていないが、宇宙ステーションとドッキングしている間は与圧部に人が出入りできるようになっている。 無人宇宙補給機は1978年1月20日に打ち上げられたプログレス1から始まり、過去にはサリュート6号、サリュート7号、ミールの補給に、そして現在国際宇宙ステーションの補給に使用されている。打ち上げられたほとんどは旧ソ連・ロシア連邦のプログレス補給船である。 == 運用中 == * ロシアのプログレス補給船〔Gunter's Space Page: Progress-M 1M - 10M (11F615A60, 7KTGM) .〕 : 1978年1月20日 - 現在。 * 日本の宇宙ステーション補給機 (HTV) : 2009年9月10日に打ち上げられ初補給。 * 日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)では宇宙ステーション補給機（HTV）と呼ぶ補給貨物船をISSへの貨物運搬に運用している。2009年9月10日に1号機をH-IIBロケットにより打ち上げ、2013年8月現在、4号機まで打ち上げられている。 * アメリカのスペースX社のドラゴン : 2012年5月22日に打ち上げられ初補給。商業軌道輸送サービス (COTS) 計画により開発され、商業補給サービス (CRS) を行う。 * アメリカ航空宇宙局はスペースシャトル退役以降、宇宙ステーションへの補給手段を自身で保有しておらず、民間のスペースX社に委託しており、ドラゴンにより2012年5月より補給を行っている。また、自身の宇宙開発計画としてオリオンを2014年以降打ち上げる計画である。 * アメリカのオービタル・サイエンシズ社のシグナス : 2013年9月18日に打ち上げられ初補給。ドラゴンと同じくCOTS計画により開発され、CRSを行う。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「無人宇宙補給機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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