翻訳と辞書
Words near each other
・ 無伴奏
・ 無伴奏「シャコンヌ」
・ 無伴奏ソナタ
・ 無伴奏チェロソナタ (コダーイ)
・ 無伴奏チェロ曲
・ 無伴奏チェロ組曲
・ 無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ
・ 無伴奏バイオリンの為のソナタとパルティータ
・ 無伴奏フルートのためのソナタ (バッハ)
・ 無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ
・ 無伴奏ヴァイオリンの為のソナタとパルティータ
・ 無伴奏ヴァイオリンソナタ
・ 無伴奏ヴァイオリンソナタ (イザイ)
・ 無伴奏ヴァイオリンソナタ (バルトーク)
・ 無伴奏ヴァイオリンソナタ (プロコフィエフ)
・ 無位
・ 無位無冠
・ 無位無官
・ 無住


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ : ウィキペディア日本語版
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ[むばんそうう゛ぁいおりんのためのそなたとぱるてぃーた]

ヨハン・ゼバスティアン・バッハの作曲した無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータBWV1001-1006は、3曲ずつのソナタBWV番号は奇数)とパルティータ(BWV番号は偶数)合計6曲からなり、ヴァイオリン独奏の楽曲として、今日では古今の名作の一つに数えられる。
== 作曲の背景 ==

作曲時期は1720年、バッハが35歳、ケーテン宮廷楽長として、音楽好きの君主レオポルト侯に仕え、多くの世俗曲(協奏曲室内楽曲)を書いていた頃の楽曲である。
バッハ自身の自筆譜による原版はベルリンのプロイセン文化財国立図書館の音楽部門に所蔵されている。そのタイトル・ページには「無伴奏ヴァイオリンのための6曲の独奏曲、第1巻、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ作、1720年」と記されている。「第1巻」とあるが、「第2巻」というのは「無伴奏チェロ組曲」のことである。

バッハならではの達筆で記された原版には誤記や訂正はほとんどなく、清書であったことがわかるが、草稿は残されていない。
3曲のフーガ、有名なシャコンヌをはじめとして、全体に重音奏法が多く、演奏は容易ではない。ヴァイオリンによる対位法的表現はバッハ一人の発明ではなく、その前にはイタリアフランチェスコ・ジェミニアーニ、ドイツのハインリヒ・イグナツ・フォン・ビーバーヨハン・パウル・フォン・ヴェストホフヨハン・ヤーコプ・ヴァルタージャン・バティスト・ヴォリュミエヨハン・ゲオルク・ピゼンデルといった作曲家が試みている。このバッハの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」はとくにヨハン・ゲオルク・ピゼンデルの影響が指摘される。バッハはビゼンデルとも交流があったことから、ヴァイオリン奏者としても名高かったピゼンデルのために書いたのではないか、とも推定されている。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.