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無冠の帝王 : ウィキペディア日本語版
無冠の帝王[むかんのていおう]

無冠の帝王(むかんのていおう、英:''uncrowned monarch''もしくは''a king without a crown''〔スペースアルク英語表現事典 ことわざ・慣用句集 〕〔英語教材エブリデイイングリッシュ ことわざ・慣用句・言い回し集 〕)とは、 特定の分野で第一人者の実力を有しながら、大きなタイトルを獲得できない人を指す言葉〔国語辞書 - goo辞書 〕。
== 概要 ==
特別な地位や肩書きをもっていないが、実質的な実力を備えている人〔国語辞書 - goo辞書 〕という意味もあり、「無冠の帝王」とほぼ同じ意味で、儒教では孔子を「素王」と呼ぶ〔国語辞書 - goo辞書 〕。後半生に渡って貴い地位には縁が無かった孔子を、帝王の徳を持つが帝王の冠を持たない人としてたたえている(同様のことばは道教にもある)。しかし、実際には孔子は幾度も仕官を求め、時には成り上がり者の陽虎(陽貨)のような、儒家・儒教の道徳上では好ましくない人物に出仕しようとした(『論語』陽貨篇)こともあったのである。
。これは、新聞記者は特に地位や権力を有しているわけではないが、決して圧力に屈することなく、世論を武器に権力者に対抗するという意味から名付けられたものである。
現在では、相当の実力を持ちながらも、その実力に相応しい賞やタイトルを獲得できていない人物を指す言葉となっている。多くの分野で用いられるが、特にスポーツ選手の実力を賞賛するために使われる例が多い。一方で、肝心なところで勝負強さを発揮できず、賞を取り逃していることから、やや揶揄的な意味を込めて使われることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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