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無口(むくち)は、牛・馬・犬の飼育に用いる道具で、頭絡の一種である。寝張り(ねはり)。正式には「無口頭絡」といい、騎手が騎乗する際に用いる頭絡とは異なり、ハミや手綱はついていない。 無口はいくつかの輪で構成されており、その輪に牛馬等の頭部を入れ、最上部を項(耳の後ろ)に通して装着する。頭部に力が作用するので、誘導や繋留を容易にする。 馬房から馬を引き出す際や、馬繋柱に引き綱で繋ぎとめておく際に使用する。 また、無口を着けたまま放牧することもある。 素材は布製のものが多く、馬には革製、牛等の家畜には縄製のものもよく使用される。 ハッカモア()など、ハミのない頭絡もあるが、無口は乗用には用いられないという点で区別される。 == ギャラリー == 画像:Horse in field.jpg|無口を装着した馬の頭部 Image:Welsh-C-Trot.jpg|無口を装着してホースショーに臨む馬 Image:Koe kop.JPG|縄製の無口を装着した牛の頭部 Image:Border Leicester closeup.jpg|無口を装着して家畜ショーに臨む子羊 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無口」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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