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『無宿人別帳』(むしゅくにんべつちょう)は、松本清張が1958年7月に出版した短編集。および当該短編集に収録された短編小説「逃亡」などを原作とする映画。 == 短編集『無宿人別帳』 == *松本清張による時代小説短編集。無宿者(江戸時代において戸籍帳簿に名前の記載されなかった者)を各話の主人公としている。同タイトルで『オール讀物』1957年9月号から1958年8月号まで連載され、1958年7月、新潮社より単行本が刊行された。後に電子書籍版も発売されている。 *収録作品は以下の通り。 *『町の島帰り』(オール讀物・1957年9月号) *『海嘯』(オール讀物・1957年10月号) *『おのれの顔』(オール讀物・1957年11月号) *『逃亡』(オール讀物・1957年12月号) ※同じ著者による長編『逃亡』とは別作品 *『俺は知らない』(オール讀物・1958年1月号) *『夜の足音』(オール讀物・1958年2月号) *『流人騒ぎ』(オール讀物・1958年3・4月号) ※4月号掲載分の題は『抜け舟』、単行本化時に『流人騒ぎ』と併合 *『赤猫』(オール讀物・1958年5月号) *『左の腕』(オール讀物・1958年6月号) *『雨と川の音』(オール讀物・1958年7・8月号) ※7月号掲載分の題は『なかま』、単行本化時に『雨と川の音』と併合 *収録作品中、『町の島帰り』『俺は知らない』『流人騒ぎ』『赤猫』『左の腕』『雨と川の音』がテレビドラマ化されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無宿人別帳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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