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『無敵鉄姫スピンちゃん』(むてきてっきスピンちゃん)は、大亜門による日本のギャグ漫画。『週刊少年ジャンプ』2004年16号 - 27号に連載。単行本は全1巻。本項では、パイロット版となる読み切りの短編3作も同シリーズとして説明する。2015年12月からは電子書籍で発売。 == 概要 == 『赤マルジャンプ』2003SPRING号に読切として掲載された『スピンちゃん試作型』を皮切りに、『週刊少年ジャンプ』での読切『超便利マシーンスピンちゃん』(2003年40号)および『超便利ロボスピンちゃん』(2003年48号)とパイロット版3作を経て、2004年に連載を開始。テーマはダメ人間賛歌〔単行本カバー折り返し。〕であり、作者曰く「本格的なかわいい女の子メインの作品」。単行本はジャンプ・コミックスより全1巻。読切作品は短編集『大亜門短編集 クレイジー大亜門道』に収録されている。 『もて塾恋愛相談』でのデビュー後に描いた『怪傑h』(かいけつエイチ)〔未発表作品、後に『大亜門短編集 クレイジー大亜門道』に収録。〕が原型。一緒の交通事故の言い逃れで自分が改造手術でサイボーグに生まれ変わったと思い込んだ青年・江一と、交通事故を起こした一緒とその孫娘の亨が織り成すヒーロー物ギャグ。一緒の設定は好評だったものの、主人公のキャラクターが弱いと言われ、考えた末にかわいい少女を主体として生まれた〔『大亜門短編集 クレイジー大亜門道』p60、92。〕。 ギャグ漫画のラインナップが少ない当時の『週刊少年ジャンプ』では久々のギャグ連載であり、漫画やアニメ、ゲームなどを元にした数々のパロディネタを駆使したギャグを展開したが、2004年5月の27号にて打ち切りとなる〔単行本p205 - 207。〕。 作者の次回作『太臓もて王サーガ』では、本作の主要人物(スピン、透瑠、一緒、モタ)がレギュラー出演しており、本作の1年後にあたる共通の世界であるというクロスオーバー化が図られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無敵鉄姫スピンちゃん」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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