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無水物[むすいぶつ] 無水物(むすいぶつ、)とは、水を無くした状態の化合物のこと。「無水~」「~無水物」という言葉は用法がいくつかに分かれる。 == 結晶の無水物 == 結晶水や水和水を含む物質がその水をなくした状態が無水物、あるいは無水和物である。塩化ナトリウムのように結晶水をはじめから持たないものは、無水物とは呼ばない。無水物は一般に吸湿性の高いものが多いため、保存する際にはデシケーターを用いるなどの配慮がなされる。無水物の多くが、水和物を加熱や真空下に乾燥して得られる。金属化合物では、水和物と無水物で色が大きく違うことがあるが、これは、金属イオンが水と錯体を作ることで電子状態が変わっているためである。無水物は通常、物質名の頭に「無水」と付けて呼ばれる。例: 硫酸銅(II)五水和物(青)→ 無水硫酸銅(II)(白)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無水物」の詳細全文を読む
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