翻訳と辞書 |
無脳症[むのうしょう]
無脳症(むのうしょう、(アネンスファリ))とは神経学的奇形症の一つで、大脳半球は通常欠損して全くないか、または小塊に縮小している〔日本医学会医学用語委員会編「医学用語辞典・国際病理学用語コード」〕。胎児や乳児などにこの症状が現れた場合無脳児(むのうじ)とも言い、その他神経管欠損症(しんけいかんけっそんしょう)、頭蓋骨の欠損を含めて無頭蓋症(むとうがいしょう)〔国際病理学用語コード〕、ともいう。 ==概要==
===原因=== 原因については詳しく解明されていない。しかし、人種によって発現の頻度に差があり遺伝的要因が関係すると考えられているほか、母体の栄養状態など多因的であることがわかっている。 妊娠の26日以前に神経管前部の閉塞などがおこり、胎児の神経管の発達が阻害されることで発現するとされている〔診断と治療社「小児科学・新生児学テキスト 全面改訂第4版」p.858 2003年 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「無脳症」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Anencephaly 」があります。
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|