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熊使い : ウィキペディア日本語版
熊使い[くまつかい]
熊使い(くまつかい)とは、クマを用いる大道芸、クマに大道芸をさせる人、又は、広くクマを使役すること、クマを手懐ける人を示す。クマの大道芸は南アジアから中東欧州ロシアに広がる文化である。音楽にあわせての“熊踊り”を特にダンシング・ベア〔日本クマネットワーク,2007〕と呼ぶ場合がある。英語は「Tame bear」又は「dancing bear」。
クマはその地域に生息するヒグマナマケグマを用いる。
== 南アジア・中東 ==
インドではナマケグマが用いられ、予めクマはロープをつけた鼻輪と口輪をする。鼻輪ではなく首輪の場合もある。熊使いは歌を歌いながら、ロープと棒でクマを操り、クマが踊るように魅せる芸である。この芸には仔熊の時からの訓練が必要である。
かつてインドでは大道芸の踊るクマがよく行われ、主に観光地で大道芸を行っていたが、野生のクマが減少したために規制がなされ〔、路上の熊使いが少なくなり〔、また、大道芸のクマが野生保護施設に入るようになってきている〔BBC News - Charity frees 'last' dancing bear BBC,20 December 2009〕〔Sloth Bear Just Wants To Be A Dog」 2012年8月〕。
パキスタンでも熊使いがある〔日本クマネットワーク,2007〕。ジプシーはツキノワグマがダンスする大道芸やクマのレスリングを行う〔。その為にジプシーは野生のクマ又は仔熊を捕獲する〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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