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第7師団 (日本軍)[だいしちしだん]
第7師団(だいしちしだん)は大日本帝国陸軍の師団の一つ。北海道に置かれた常備師団として北辺の守りを担う重要師団であり、道民は畏敬の念を多分に含め、「北鎮部隊」と呼んでいた。 == 概要 == 鎮台を母体に編成された道外の常設師団とは異なり、第7師団は1885年(明治18年)に北海道の開拓と防衛を兼ねて設置された屯田兵を母体とし1896年(明治29年)5月12日に編成された。補充担任は旭川師管区で、北海道内を旭川連隊区・札幌連隊区・函館連隊区・釧路連隊区と4つに分けて徴募に当たり、北海道の兵士で構成される建前であるが、北海道は人口が希薄であったために1万人の兵力は捻出できず、実際には東北地方出身の兵も加えられた。 もとは4個歩兵連隊を基幹戦力とした4単位師団であったが、1940年(昭和15年)に編制が改正され、歩兵第25連隊(札幌)を樺太混成旅団に転出して3単位師団となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第7師団 (日本軍)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 7th Division (Imperial Japanese Army) 」があります。
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