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熊本・大学生誘拐殺人事件 : ウィキペディア日本語版 | 熊本大学生誘拐殺人事件[くまもと だいがくせいゆうかいさつじんじけん]
熊本大学生誘拐殺人事件(くまもと・だいがくせいゆうかいさつじんじけん)は、殺害後、身代金を要求した誘拐殺人事件。戦後日本の身代金誘拐で成人男性が殺害されたのは初めて。事件解決後に職員と共謀し、拘置所にて脱獄未遂事件を起こした。 == 誘拐事件 == 1987年9月14日、Tは3人と共謀して、熊本県玉名市をドライブ中だった大学生(小学校時代の同級生)を同乗していた女性共々言葉巧みに誘い出し、同市内の山中で大学生を撲殺。大学生が生きているかのように装い、大学生の両親に5000万円の身代金を要求。同乗していた女性については殺さず、12日間ホテルに監禁し、暴行をおこなっていた。 9月25日、警察は女性を保護し、共犯3人を逮捕。Tは後日警察に出頭して逮捕された。 裁判で共犯3人がTに命令されてやったことを主張、Tは「主犯でない」と否定したが、1988年3月30日、熊本地裁はTに死刑判決、共犯3人には無期懲役・懲役20年・懲役18年の判決が出る。Tと無期懲役を言い渡された共犯は控訴するが、他の2人は控訴せず確定。1991年3月26日、福岡高裁が控訴棄却、Tは上告したが、1998年4月23日、最高裁にてTの死刑確定。2002年9月18日、Tの死刑執行。享年36。死刑執行時は養子縁組により名字をTからHへ改姓していた。
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