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熊本市公会堂 : ウィキペディア日本語版
熊本市民会館[くまもとしみんかいかん]

熊本市民会館(くまもとしみんかいかん)は、熊本県熊本市中央区にあるホール。熊本城に近く、交通センターから徒歩5分程度にある。愛称は「市民会館シアーズホーム夢ホール」。
1968年に開館。大ホールは1,591席(改修前は1,800席)収容で、有名アーティストのコンサートなども行われている。
近年の老朽化に伴い、2006年7月1日から2007年7月31日まで休館し、13ヶ月間に及ぶ大規模な改修工事を実施。同年8月1日にリニューアルオープンした。
== 沿革 ==
ここでは前身となる公会堂時代についても述べる。なお改修に関しては主要なもののみ記述している。
* 熊本市公会堂時代 - 熊本県によって日本館と洋館の2棟が建設された。いずれも熊本市に譲渡され熊本市公会堂として使われていた。
 * 1915年(大正4年)- 大正天皇の御大典記念として熊本県が建設し完成。現在地に日本館と洋館の2棟。
 * 1916年(大正5年)- 日本館を市へ譲渡。
 * 時期不詳 - 洋館を市へ譲渡。
 * 1929年(昭和4年)- 現在の熊本市国際交流会館がある位置に洋館を移築。移築後は県教育会館・市教育会館・海軍人事部などに使用された。
 * 時期不詳 - 終戦後、日本館は市役所別館として使用されていた。
 * 1964年(昭和39年)- 日本館解体。
 * 1968年(昭和43年)- 洋館解体。
* 熊本市新公会堂時代 - 洋館の建て替えとして計画された。
 * 1930年(昭和5年)10月 - 昭和天皇の御大典記念として建設し完成。800人収容の大ホールを持つ。
 * 1966年(昭和41年)- 解体。
* 現市民会館 - 舞台設備の向上を図って、建築音響学の専門家に基本設計を依頼した。
 * 1965年(昭和40年)2月 - 熊本市民会館建設準備室発足。
 * 1965年9月 - 基本構想図発表。元日本建築学会会長佐藤武夫によるもの。
 * 1966年(昭和41年)7月 - 建設開始。
 * 1967年(昭和42年)11月 - 完成。
 * 1968年(昭和43年)1月 - 落成、開館(こけら落とし公演「宮中雅楽」)。
 * 1999年(平成11年)9月 - 2000年(平成12年)6月 - 舞台改修工事
 * 1999年(平成11年)10月 - 2000年(平成12年)6月 - バリアフリー化改修工事。
 * 2006年6月30日 - 大規模改修工事のため、一時閉館。
 * 2007年8月1日 - リニューアルオープン。
 * 2008年7月1日 - ネーミングライツが開始され、愛称が「崇城大学市民ホール(市民会館)」となる。
 * 2012年4月1日 - ネーミングライツが更新され、愛称が「市民会館崇城大学ホール」となる。
 * 2016年4月1日 - ネーミングライツの契約会社が変わり、愛称が「市民会館シアーズホーム夢ホール」となる〔シアーズホーム夢ホールに 熊本市民会館の愛称 熊本日日新聞 2015年12月8日〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「熊本市民会館」の詳細全文を読む



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