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熊谷久虎[くまがい ひさとら]
熊谷 久虎(くまがい ひさとら、1904年3月8日 - 1986年5月22日)は、日本の映画監督。代表作に『蒼氓』 『阿部一族』『上海陸戦隊』などがある。女優の原節子は義妹である。 == 来歴・人物 == 大分県中津市に生まれる。大分高等商業学校卒業。1925年に日活入社。大将軍撮影所で田坂具隆の助監督につく。1930年に『恋愛競技場』で監督デビューする。1935年に多摩川撮影所へ移る。1938年に東宝映画へ移籍する。1941年の『指導物語』以降、映画界から離れ、国粋主義思想団体「スメラ学塾」を作り、教祖に近い存在で、学塾内に劇団太陽座を結成する〔本地陽彦『原節子・永遠の処女伝説』愛育社、2006、116p以降〕。敗戦前に、九州独立運動を起こし、のち火野葦平の『革命前後』に描かれた〔『原節子のすべて』新潮社、「西日本新聞」2012年12月9日「火野葦平の長編小説「革命前後」には… 〕。1949年芸研プロを創立してプロデューサーとして活動する。1953年に『白魚』で12年ぶりに監督を務めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊谷久虎」の詳細全文を読む
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