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熊谷直経[くまがい なおつね]
熊谷 直経(くまがい なおつね)は、鎌倉時代末期から南北朝時代の御家人・武士。安芸国本庄系熊谷氏当主。 == 生涯 ==
=== 弱体化した本庄熊谷氏当主 === 延慶元年(1308年)に、父の直満から、兄の直継と所領を二分割して与えられた。元応元年(1319年)に父の直満が病死し、元亨2年(1322年)には異母兄の直継も死去、直経が家督を相続した。この相続に不満を持った直継の母は偽の書状を使って、存在しない直継の子をでっち上げ、所領の横領を企んだが失敗に終わった。直経は熊谷氏宗家であったが、この頃までに熊谷氏は分裂し、その勢力は各分家に分散していた。そのため、直経も宗家であっても、一族の惣領と言える立場でもなかった。ただし武蔵国熊谷郷の知行の一部は所有していた。この頃、安芸在住の熊谷氏の中で最も勢力があったのが新庄熊谷氏であった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊谷直経」の詳細全文を読む
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