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熊野三党(くまのさんとう)は、紀伊国熊野地方に強い勢力をもった豪族である榎本氏、宇井氏、穂積氏(藤白鈴木氏)の三氏。熊野速玉大社の神職を世襲し、八咫烏の神紋を用いた。 == 出自 == 藤白鈴木氏は穂積臣、榎本氏は榎本連、宇井氏は丸子連を本姓とする。しかし、三氏すべてが穂積氏の出とする説もある。一方、『熊野権現縁起』によると、熊野三党の祖は高倉下命とし、孝昭天皇のとき熊野神に対して、長男は十二本の榎を奉り榎本の姓を、次男は丸い小餅を捧げ丸子(宇井)の姓を、三男は稲穂を奉納して穂積(鈴木)の姓を賜ったと伝わる。 神紋に用いられる八咫烏の三本足は熊野三党の威を表したものであるとも云われる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊野三党」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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