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熊野町ジャンクション火災事故(くまのちょうジャンクションかさいじこ)〔公的資料によれば『首都高速5号池袋線タンクローリー火災事故』。「報道発表資料 」国土交通省道路局企画課,平成20年9月5日 「記者発表資料 」国土交通省関東地方整備局,平成20年9月5日〕は、2008年8月3日に首都高速道路で発生したタンクローリー横転事故である。 == 事故概要 == 2008年8月3日日曜日午前5時52分、5号池袋線下りを走行中のタンクローリーが、熊野町ジャンクション内の急な右カーブを曲がり切れずに横転、左側側壁に衝突した〔首都高速道路株式会社「首都高速5号池袋線(下)のタンクローリー横転・車両火災事故に伴う通行止めのお知らせ 」2008年8月4日〕。 タンクローリーは群馬県高崎市の運送会社、多胡運輸所有で、東京都江東区の油槽所から埼玉県さいたま市のガソリンスタンドに向けてガソリン16キロリットル、軽油4キロリットルを輸送していた。 この事故で運転手は腰を強く打ち重傷、積み荷は5時間半あまりに渡って炎上し、11時34分に鎮火した。 火災の熱により上下2階建て構造で上を走る上り線の路面がゆがみ、鉄製の橋桁が長さ40mに渡って変形、最大60cm沈み込んだ。また、熊野町ジャンクションの近隣のマンションの外壁が火災の熱で焼けるという単独車両による事故としては国内史上最大規模の損壊事故となった。 なお、この事故の約半年後の2009年2月14日には、上り線のこのカーブで大型トレーラーの横転事故が起き、運転手が死亡している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊野町ジャンクション火災事故」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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